蔵波台って?

「つぶだち」は、蔵波台で暮らす人・働く人向けのサイトです。
移住してくれる人を増やそうとか、観光に来てくれる人を増やそうという趣旨はありません。でも一応。
何がどうなったか、このサイトにたどり着いた方へ。

蔵波台は、千葉県にあります

蔵波台は、千葉県で東京湾に面した内房うちぼうエリア、袖ケ浦そでがうら市にあります。
チーバくんで言うと、お腹あたり。
市名は、日本武尊やまとたけるのみこと弟橘媛おとたちばなひめの伝説から名付けられました。

ちなみに。
大きいケ:袖ケ浦 ×小さいヶ:袖ヶ浦
お恥ずかしながら、数年前の『こころ旅』で知りました。

北は市原市、南は木更津市に挟まれています。
「市原と木更津は知ってる」と言われること、けっこう多い。
どういう覚え方したら、袖ケ浦だけすっ飛ばせるのか逆に知りたい。
神奈川県川崎市と千葉県木更津市を結ぶ東京湾アクアラインから車で15分くらい。

袖ケ浦市には、「結局どこなの?」で有名な東京ドイツ村があります。
あと、車のナンバーになっています。
県内では「運転が荒い」という印象で。
県外の方には「見たことない」って言われます。

約9,500年前の土偶、出土しました。
遺跡でいうと市内に約500ヶ所あります。

蔵波台の最寄り駅はJR内房線 長浦駅

東京駅まで快速電車で約1時間半。
東京への通勤圏内だと思っていたけれど。
会社や学校にたどり着くまでにヘトヘトになります。
市ヶ谷まで通っていた頃「小旅行じゃん」と言われ、愕然とした記憶が。
実際、東京へ通勤・通学は1割もいないみたい。
(県外通勤・通学者7.5%ー2010年時点/出典元:袖ケ浦市人口ビジョン案)
内房エリアの海沿いを埋め尽くすガス・電力・石油などの工業地帯への通勤者が多いです。

工業地帯に埋め立てられる前、このエリアでは海苔の養殖が盛んでした。
今、みんなに多く食べられている海苔の品種はナラワスサビノリ。
ナラワ=奈良輪。袖ケ浦市に現存する地名です。(一応、私、海苔屋なので。)

蔵波台は名前の通り、坂道を上った台地にあります

40年くらい前に工業地帯に合わせて開発された新興住宅地。
1丁目から7丁目まであり、人口は8,824名。
(人口・世帯数出典元:平成27年国勢調査)
バスで品川や新宿へ通えたり、川崎エリアより安く家が建つということもあって(微増ですが)人口は増えています。
結婚して実家の近くに新築建てて暮らしている友達、けっこう多い。
若い世代もそれなりにいます。
ここ数年、近所の雑木林はみるみる丸坊主にされ、片っ端から家が建っていきます。
あ、空き家もポツポツと増えてはきています。

これだけ家がありながら人の気配がしない町。
夜にはちゃんと電気が灯る町。
蔵波台は、どこにでもあるベッドタウンです。