SとN配布中

佐賀と長崎のかわいいフリーペーパー『SとN』

2019年に西日暮里BOOK APARTMENT(通称ブクアパ)という棚貸し本屋に「ニシニッポ」という棚で出棚していた頃から『SとN』が大好きで預からせてもらっていました。 地元へのUターン、海苔倉庫のリノベなどで一時は“本をツールに伝える活動”をお休みしていましたが、「書林ピンポン」でも『SとN』を配布します。 工業地帯があるこのエリア、九州出身の方もたくさん住んでいます。 私と九州との縁は、“海苔”です。 「海苔の聖地」佐賀&福岡をメインに足を運ぶ中で、長崎や熊本、鹿児島にも行きました。 私にとっての九州の魅力は、なんといっても、人の温かさ。 豊かな食材と美味しそうなごはん。 素朴な商店やそこにある人の暮らしや想い。 九州ならではの美しい景色と、初めて見るのになんだか懐かしい気持ちになる日本の原風景。 方言や優しく響くイントネーション。 会いたい人(主に海苔師さんや海苔に携わる方)がたくさんいて、見たい景色(主に海苔漁期 圧巻の海苔畑!)があります。 大好きなエリアで、いつも行きたいと思っています。 コロナが明けたら真っ先にすっ飛んで行きたい! ずっと思っています。 佐賀・長崎にご縁のある方、ぜひお声がけください。

『SとN』とは

2022年の九州新幹線西九州ルートの開業に向けて、長崎と佐賀の両県が協力して制作している観光情報誌です。人々の暮らしや風景、おいしい食べ物などの「ここだけの物語」がたくさんつまったフリーペーパーです。
https://www.saga-nagasaki-dc.jp/
フリーペーパーとは思えないくらいの情報量メジャーな観光地が紹介されているような情報誌とは違って、本当に長崎・佐賀を愛する人が企画されているなと感じます。 「まだまだある魅力を知ってほしい」という熱が伝わってくるんです、毎号。 掲載されている方々の笑顔も素敵です。 丁寧に向き合って取材されているからこそ、引き出せる表情で。写真を眺めながらこっちまでニマニマしちゃうし、行ってみたいな、会ってみたいなって思える。 私が『SとN』を知ったきっかけは、初期の『SとN』で好きなイラストレーター長崎訓子さんが描いていたから。 写真の切り取り方、イラストがかわいかったり、誌面のデザインもシンプルでおしゃれです。 ブクアパで配布していた時も、『SとN』を手に取るお客さまとデザインの話でも盛り上がりました。 あと、文字の大きさが親切サイズパラパラ眺めるだけでも楽しいのですが、普段活字を読まない方でも「読もう」という気にさせる工夫だなぁと思います。 取り置きとかありませんので、気になる方はお早めに。 配布が終わっても、自分用の1冊は閲覧に置いておきます。 デジタルブックでもご覧いただけます。

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